【10モデル】イノベーターのスーツケースをサイズ比較!あなたに最適な1台が3分で見つかる

2026年最新版

【10モデル】イノベーターのスーツケースをサイズ比較!あなたに最適な1台が3分で見つかる

       

修理実績1,000台超のプロが解説

「イノベーターのスーツケース、サイズが多すぎて比較しきれない…」 「INV50とINV60。数字が近いモデルほど、何がどう違うのか分からない」

イノベーターのサイズ比較でつまずく方は、本当に多いです。

INV20、INV30、INV50、INV60、INV70、INV80、INV90。

数字が並んでいるのに、その数字は容量でも泊数でもありません。

しかも38L・55L・62L・75L・92Lとサイズ帯が細かく刻まれていて、公式の一覧表を開いても、結局どれが自分に合うのか見えてこない。

私のところにも「サイズ選びを間違えた」というご相談が、イノベーターは特によく届きます。

スケログ筆者
私はスーツケース修理会社で5年以上・50ブランド以上・1,000台以上を分解・修理してきました。修理後にキャスターを転がして走行を確かめる検品まで担当していたので、イノベーターは全サイズを自分の手で持ち上げ、開いて、押してきています。カタログの数字が実際どのくらいの大きさなのかを、現場の感覚でお伝えします。

先に、この記事の結論をお伝えします。

イノベーターのサイズは、泊数ではなく「機内持ち込みか、預けるか」で最初に線を引くと一気に決まります。

機内持ち込みなら38LのINV50
預ける前提で3〜5泊なら55LのINV155
1週間前後なら75LのINV70

この3台がイノベーターの背骨で、大半の方はここで決まります。

容量の数字を先に見てしまうと迷路に入りますが、「空港で預けるかどうか」を先に決めると、選択肢は一気に3分の1になります。

ただし、こんな方にはイノベーターをおすすめしません。
とにかく軽さを最優先したい方です。イノベーターは38Lで3.3kg、62Lで4.0kgと、同容量帯の超軽量モデルと比べると軽い部類ではありません。静音キャスターやストッパー、フロントオープンといった装備を積んだ結果の重さなので、機能を使わないなら、その重さは荷物にしかなりません。階段や網棚での持ち上げが多い方は、軽量特化のブランドを選んだ方が幸せです。

逆に言えば、その重さの中身に納得できる方には、イノベーターは長く付き合える一台になります。全モデルにHINOMOTO製の静音キャスターとストッパー、そしてメーカー2年保証がついていますから。

この記事では、イノベーターの主要10モデルを容量・重量・外寸・三辺合計で一覧比較し、泊数別にどれを選べばいいかまで落とし込みます。

読み終わる頃には、もう数字に迷わず「自分はこれ」と決められるはずです。

先に「サイズ別のおすすめ3モデル」から見たい方はこちら
1,000台以上を扱った私が泊数別に厳選しました
迷うならこの3モデルを見る

イノベーター スーツケース サイズ一覧|全モデル比較表

まずは全体像から。イノベーターの主要モデルを、容量順に並べた一覧表です。

ここを押さえておけば、あとは自分の泊数に当てはめるだけになります。

主要10モデルのサイズ比較表

品番容量重量総外寸(cm)三辺合計泊数持込購入・詳細
イノベーター INV30 INV30 コインロッカー対応 21L 3.0kg W33×H47×D22 102cm 1〜3泊 Amazon 楽天 レビュー →
イノベーター INV20 INV20 横型スクエア 33L 3.0kg W40×H43×D25 108cm 2〜4泊 Amazon 楽天 レビュー →
イノベーター INV50 INV50 機内持込の定番 38L 3.3kg W35×H55×D25 115cm 2〜4泊 Amazon 楽天 レビュー →
イノベーター INV155 INV155 預けるなら本命 55L 3.9kg W41×H62.5×D27 約130cm 4〜6泊 × Amazon 楽天 レビュー →
イノベーター INV60 INV60 トップオープン 62L 4.0kg W42.5×H65×D29 136.5cm 5〜7泊 × Amazon 楽天 レビュー →
イノベーター INV70 INV70 1週間の本命 75L 4.2kg W41×H70×D34 145cm 6〜8泊 × Amazon 楽天 レビュー →
イノベーター INV650DOR INV650DOR ドア型・横開き 75L 4.6kg W41×H70×D33 144cm 5〜7泊 × Amazon 楽天 レビュー →
イノベーター INV90 INV90 横広・大容量 92L 5.1kg W48.5×H74.5×D29.5 152.5cm 8〜10泊 × Amazon 楽天 レビュー →
イノベーター INV750DOR INV750DOR 92Lのドア型 92L 5.2kg W42×H79.5×D35 156.5cm 8〜10泊 × Amazon 楽天 レビュー →
イノベーター INV80 INV80 92Lで最軽量 92L 4.8kg W42×H79×D36 157cm 7〜10泊 × Amazon 楽天 レビュー →
イノベーター INV30
INV3021L
コインロッカー対応
駅のロッカーに預けられる唯一のサイズ
機内持込◎
重量3.0kg
泊数1〜3泊
三辺102cm
参考価格¥21,780
総外寸:W33×H47×D22cm
📖 INV20との比較を読む
イノベーター INV20
INV2033L
横型スクエア
PC・書類を整理して運ぶ出張型
機内持込○
重量3.0kg
泊数2〜4泊
三辺108cm
参考価格¥22,880
総外寸:W40×H43×D25cm
📖 INV20レビューを読む
イノベーター INV50
INV5038L
機内持込の定番
持ち込み上限115cmを使い切る一番人気
機内持込○
重量3.3kg
泊数2〜4泊
三辺115cm
参考価格¥23,980
総外寸:W35×H55×D25cm
📖 INV50レビューを読む
イノベーター INV155
INV15555L
預けるなら本命
38Lで足りない人が次に選ぶサイズ
預け入れ
重量3.9kg
泊数4〜6泊
三辺約130cm
参考価格¥25,080
総外寸:W41×H62.5×D27cm
📖 INV155レビューを読む
イノベーター INV60
INV6062L
トップオープン
上からも前からも開ける多機能型
預け入れ
重量4.0kg
泊数5〜7泊
三辺136.5cm
参考価格¥26,180
総外寸:W42.5×H65×D29cm
📖 INV60レビューを読む
イノベーター INV70
INV7075L
1週間の本命
幅41cmの細身で75Lを確保
預け入れ
重量4.2kg
泊数6〜8泊
三辺145cm
参考価格¥28,600
総外寸:W41×H70×D34cm
📖 INV70レビューを読む
イノベーター INV650DOR
INV650DOR75L
ドア型・横開き
立てたまま扉のように開く
預け入れ
重量4.6kg
泊数5〜7泊
三辺144cm
参考価格¥29,700
総外寸:W41×H70×D33cm
📖 INV650DORレビューを読む
イノベーター INV90
INV9092L
横広・大容量
荷室を広く使いたい長期旅行に
預け入れ
重量5.1kg
泊数8〜10泊
三辺152.5cm
参考価格¥30,580
総外寸:W48.5×H74.5×D29.5cm
📖 INV90レビューを読む
イノベーター INV750DOR
INV750DOR92L
92Lのドア型
大容量を立てたまま出し入れ
預け入れ
重量5.2kg
泊数8〜10泊
三辺156.5cm
参考価格¥33,000
総外寸:W42×H79.5×D35cm
📖 INV750DORレビューを読む
イノベーター INV80
INV8092L
92Lで最軽量
縦長・深型。電車移動に強い
預け入れ
重量4.8kg
泊数7〜10泊
三辺157cm
参考価格¥31,900
総外寸:W42×H79×D36cm
📖 INV80レビューを読む

※総外寸はキャスター・ハンドルを含んだ寸法(航空会社の規定はこの数値で判定されます)。INV155は色によって三辺合計が130cm/130.5cmと差があります。INV70・INV80はマイナーチェンジで高さが5mm変わった個体が混在しています。

とはいえ、10モデルを一度に見せられても選びづらいと思います。

そこで、2つの質問に答えるだけで候補が1つに絞れる形にしました。

🧭 30秒でわかる|あなたのイノベーター診断
当てはまる行をタップすると、そのモデルの詳細まで移動します

ここで候補が見えた方は、サイズ別おすすめ3モデルで詳しい中身を確認してみてください。

筆者
この表で最初に見てほしいのは、実は容量じゃなくていちばん右の「三辺合計」です。
多くの方が容量から選んで、あとで「預けられなかった」「機内に持ち込めなかった」となる。逆に三辺合計から入ると、失敗はほぼ起きません。この理由は次の項で詳しくお話しします。

容量差を目で見て比べる

数字の羅列だと差が掴みにくいので、容量をそのまま横棒にしてみました。

📊 イノベーター 容量イメージ(21L〜92L)
INV30
21L
INV20
33L
INV50
38L
INV155
55L
INV60
62L
INV70 / 650DOR
75L
INV80 / 90 / 750DOR
92L
※横幅は容量(L)に比例。38L→55Lの段差が、イノベーター最大の分かれ目です

こうして並べると、38L(INV50)と55L(INV155)の間に大きな段差があるのが分かります。

ここがちょうど「機内に持ち込めるか、預けるか」の境界線です。イノベーターのサイズ選びは、実質この段差をどちら側に跨ぐかの判断だと思ってください。

サイズ選びは「三辺合計」から逆算するのが正解

容量から選ぶと失敗する。これは私が現場で何度も見てきた事実です。

なぜかというと、航空会社が見ているのは容量ではなく寸法だからです。

機内持ち込みの境界は「三辺合計115cm」

国内線・国際線ともに、100席以上の機体では三辺合計115cm以内が機内持ち込みの基準です(各辺の上限もあります)。

表をもう一度見てください。イノベーターで持ち込めるのは、INV30(102cm)・INV20(108cm)・INV50(115cm)の3台だけ。INV50はちょうど115cmで、規定の上限ぴったりに設計されています。

そして次のINV155は約130cm。15cmも飛びます。ここに中間サイズは存在しません。

⚠ 100席未満の小型機は基準が違います
地方路線やプロペラ機は三辺合計100cm以内が基準になることが多く、この場合はINV30(102cm)ですらギリギリ超えます。地方空港を使う予定がある方は、搭乗前に必ず航空会社の規定をご確認ください。「イノベーターだから大丈夫」ではなく、「その路線の規定はどうか」で判断してほしいところです。

預け入れの上限は「三辺合計158cm」

反対側の境界も知っておくと安心です。多くの航空会社では、無料の受託手荷物は三辺合計158cm以内

ここでイノベーターの大型モデルを見ると、なかなかスリリングな数字が並んでいます。

品番三辺合計158cmまでの余裕判定
INV90152.5cm5.5cm余裕あり
INV750DOR156.5cm1.5cmギリギリ
INV80157cm(MC後157.5cm)1cm(0.5cm)上限すれすれ
筆者
INV80の157cmは、正直に言うと攻めた設計です。
158cmの枠に対して残り1cm。マイナーチェンジ後の個体だと157.5cmで、残り0.5cmしかありません。
通常はこれで問題なく預けられますが、大型のスーツケースはカバーを掛けると数センチ増えるのを忘れないでください。修理で預かるケースでも、厚手のカバーは2〜3cm平気で足します。INV80にカバーを掛ける前提の方は、そこだけ頭に置いておいてほしいです。
💡 三辺合計から選ぶ、失敗しない手順
機内に持ち込みたい → 115cm以内 → INV30・INV20・INV50の3択
預けてOK・荷物は普通 → 130〜145cm → INV155・INV60・INV70
預けてOK・とにかく大容量 → 152〜157cm → INV90・INV750DOR・INV80
この順番で絞れば、10モデルが一瞬で3択になります。
115cm以内で選ぶなら、上限をきっちり使い切るINV50(38L)が本命です

泊数別|あなたに合うイノベーターのサイズ早見表

三辺合計で大枠が決まったら、次は泊数で細かく詰めます。

スーツケース選びの目安は1泊あたり約10L。ただしこれは、あくまで出発時点の話です。

泊数から容量を逆算する

1〜2泊
21〜33L
INV30 / INV20
コインロッカーや足元に置ける身軽さ重視
2〜4泊
38L
INV50
機内持ち込みの上限いっぱい。定番
4〜6泊
55〜62L
INV155 / INV60
預け前提。国内〜近距離海外の主力
6〜8泊
75L
INV70 / INV650DOR
1週間前後の海外旅行に
8〜10泊
92L
INV90 / INV80 / INV750DOR
長期・留学・帰省の大荷物
迷ったら
38L
INV50
使用頻度がいちばん高いサイズ帯

「お土産」を計算に入れていますか

ここで一つ、ぜひ知っておいてほしいことがあります。

修理でお預かりしたスーツケースの中で、ファスナーが傷んでいるケースの多くは「帰り道で詰め込みすぎた」ものです。行きはスカスカだったのに、帰りはお土産でパンパン。そのままファスナーに全体重をかけて閉めた結果、エレメントが歪む。

筆者
以前、修理でお預かりしたINV50が印象に残っています。
ファスナーの一部が完全に開かなくなっていて、伺うと「お土産を詰めて、膝で押さえて閉めた」と。中を開けたら、確かにぎっしりでした。
ファスナー自体は直せましたが、あれはサイズが悪いのではなく、1サイズ上を選んでいれば起きなかった話です。だから私は、迷ったら大きい方を勧めます。

イノベーターには拡張機能付きのモデルがないので、帰りの荷物が増える自覚がある方は、最初からワンサイズ上を選ぶのが正解です。

たとえば3泊4日でお土産が多くなりそうなら、38LのINV50ではなく55LのINV155。この判断だけで、旅先のストレスがかなり減ります。

泊数ごとの選び方をもっと詳しく知りたい方は、こちらでブランド横断のランキングをまとめています。

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3泊4日おすすめスーツケースランキングTOP7 300モデルを独自比較|INV50が候補に入るサイズ帯
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5泊6日おすすめスーツケース完全ガイド Mサイズ?Lサイズ?INV155・INV60で迷う方はこちら
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1週間の海外旅行に最適な容量は?失敗しないLサイズ9選 INV70・92Lクラスを検討中の方の容量目安に
4〜6泊でお土産の余白も欲しいなら、55LのINV155が扱いやすいサイズです

同じ容量でも違う|「形」で選び分けるイノベーター

ここからが、イノベーターのサイズ比較でいちばん見落とされる部分です。

表を見返すと、92Lが3モデル、75Lが2モデルあることに気づくと思います。容量が同じなのに、なぜ分かれているのか。

答えは「形と開き方が違うから」です。

92Lの3モデルは、まったくの別物

品番総外寸重量開き方向いている人
INV90横広・浅型W48.5×H74.5×D29.55.1kgトップ+フロント荷室を広く使いたい
INV80縦長・深型W42×H79×D364.8kgファスナー電車移動・すれ違い重視
INV750DOR縦長・ドア型W42×H79.5×D355.2kgフロントドア横開きホテルで開いたまま使う

同じ92Lでも、INV90は幅48.5cm、INV80は幅42cm。その差6.5cmです。

たった6.5cmと思うかもしれませんが、この差は日本の移動でかなり効きます。

筆者
幅が広いスーツケースは、改札・エスカレーター・電車の通路で人にぶつかりやすいんです。
修理で持ち込まれる大型ケースの外装の傷、あれは旅先というより移動中の接触でついたものがかなり多い。角が削れているケースは、だいたい幅広タイプです。
公共交通機関での移動が長い方は、同じ92Lでも縦長のINV80を選んだ方が、結果的にきれいなまま長く使えます。

「DOR」はドアの意味。開き方が根本的に違う

品番についているDORは、DOOR(ドア)のこと。

通常のスーツケースは、寝かせて貝のようにパカッと開きます。対してDORシリーズは、立てたまま前面が扉のように横に開く構造です。

💡 DORシリーズが本当に効くのはこんな場面
・ホテルの狭い部屋で、床に全開スペースが取れないとき
・毎朝スーツケースを開け閉めする周遊型の旅行
・出張先でスーツや書類だけサッと出したいとき
逆に、荷物を一度詰めたら現地でほぼ開けない方には、この機構のメリットは薄いです。その場合は同容量で軽いINV80やINV70を選ぶ方が合理的です。

75LのINV70とINV650DORも同じ関係です。容量は同じ75Lですが、INV70が4.2kg、INV650DORが4.6kg。ドア機構の分だけ400g重くなります。

この400gを「開けやすさの対価」と見るか「無駄な重量」と見るかで、選ぶモデルが変わります。

📖
イノベーター INV650DORを正直レビュー|口コミなども独自調査 ドアオープンの実際の使い勝手を詳しく解説
92Lで迷ったら、3台のなかで最も軽く細身のINV80(4.8kg)が扱いやすい一台です

サイズ選びでよくある3つの失敗

修理の現場と、店頭でのご相談から見えてきた「よくある間違い」を3つ挙げます。

どれも買う前なら防げるものばかりです。

失敗①「本体サイズ」を見て機内持ち込みを判断する

これが最も多い失敗です。

商品ページには「本体外寸」と「総外寸」の2つが書かれています。たとえばINV50なら、本体外寸はW33×H49.5×D25cm、総外寸はW35×H55×D25cm。

航空会社が測るのはキャスターとハンドルを含んだ「総外寸」の方です。本体サイズで計算すると三辺合計107.5cmとなり、実際の115cmと7.5cmもズレます。

⚠ 見るべきは必ず「総外寸」
空港のサイズゲージは、キャスターの出っ張りごと入るかを見ます。本体サイズで安心していると、ゲージの前で入らないという事態になりかねません。スペック表で「総外寸」の行だけを見る。これを徹底してください。

失敗②「1泊10L」を信じて、ぴったりを選ぶ

1泊10Lは便利な目安ですが、これは行きの荷物量の話です。

帰りにお土産が増える、冬服でかさばる、現地で服を買う。こうした要素が入ると、ぴったり選んだサイズは確実に足りなくなります。

季節でも変わります。同じ3泊でも、夏服と冬のコート込みでは体積が倍近く違う。冬の旅行はワンサイズ上、と覚えておくと失敗しません。

失敗③「軽さ」だけでサイズを下げる

「重いのは嫌だから小さいのにしよう」という選び方も、実は危険です。

小さいケースに無理やり詰めると、ファスナーとフレームの両方に負担がかかります。結果として、少し大きいケースに余裕を持って入れた方が、本体も長持ちするしファスナーも傷まない。

筆者
修理をしていると、「小さいケースをパンパンにして壊した人」と「大きいケースを余裕で使って10年持たせている人」の差を、本当によく目にします。
空間に余裕があるだけで、スーツケースは驚くほど長持ちするんです。重さを気にして無理に小さくするより、余裕のあるサイズを選んでほしい。これは1,000台を見てきた私の本音です。

イノベーターが「壊れやすいのでは」と気になっている方は、こちらで実際の故障傾向を検証しています。

🔧
イノベーターのスーツケースは壊れやすい?プロが1000台見て分かった真実 耐久性が心配な方はこちらもあわせてどうぞ

サイズ別|イノベーターおすすめ3モデル

ここまでの内容を踏まえて、サイズ帯ごとの本命3台を挙げます。

この3つを押さえておけば、イノベーターのサイズ選びで大きく外すことはありません。

①機内持ち込みの本命|INV50(38L)

機内
持込
INV50(38L / Sサイズ)
三辺合計115cm。持ち込み上限をきっちり使い切る一台
イノベーター INV50 38L
容量約38L
重量約3.3kg
総外寸W35×H55×D25cm
三辺合計115cm(持込対応)
泊数目安2〜4泊
素材ポリカーボネート100%
参考価格¥23,980(税込)
INV50 内装
内装
INV50 フロントオープン
前開き
INV50 TSAロック
TSAロック
◎ ここが良い
  • 三辺合計115cmで、機内持ち込みの上限を無駄なく使える
  • フロントオープンでPCや上着を立ったまま出せる
  • HINOMOTO静音キャスター+ストッパーで電車内も安心
  • カラー展開が非常に豊富で、ターンテーブルで見つけやすい
△ 知っておきたい点
  • 3.3kgは同容量帯では軽い方ではない
  • 拡張機能がないので、お土産が増える旅には余裕が乏しい
  • 100席未満の小型機では持ち込めない可能性がある
📌 こんな方に
  • 2〜4泊で、荷物を預けずに移動したい
  • 出張でPCや書類をすぐ取り出したい
  • まずイノベーターを1台試したい
※価格は変動します。最新価格は各リンク先でご確認ください
選ぶなら機内持ち込みを最優先する方。115cmを使い切る設計なので、この枠内で最大限入ります。
他が良いコインロッカーに入れたいならINV30(21L)、お土産が増えるなら55LのINV155を。
📖 INV50の詳しいレビューと口コミを見る

INV50は38Lという容量に対して、人気色の選択肢も非常に多いモデルです。色で迷ったらこちらもどうぞ。

🎨
イノベーターのスーツケース38Lの人気色ランキング 後悔しない色選びの決定版|INV50の全カラーを比較

②預け前提の主力|INV155(55L)

4〜6
INV155(55L / Mサイズ)
38Lでは足りない人が、次に選ぶべき一台
イノベーター INV155 55L
容量約55L
重量約3.9kg
総外寸W41×H62.5×D27cm
三辺合計約130cm(受託サイズ)
泊数目安4〜6泊
素材ポリカーボネート100%
参考価格¥25,080(税込)
INV155 斜め後ろから
背面
INV155 フロントオープン
前開き
INV155 TSAロック
TSAロック
◎ ここが良い
  • 55Lは4〜6泊にちょうどよく、お土産の余白も残る
  • 3.9kgと、62LのINV60より100g軽い
  • フロントオープン搭載で、預ける前の荷物調整がしやすい
  • 三辺合計約130cmで、受託手荷物の枠に余裕がある
△ 知っておきたい点
  • 機内持ち込みは不可(預け入れ専用と考えてください)
  • カラーによって三辺合計が130cm/130.5cmと差がある
  • 1週間を超える旅行にはやや足りない
📌 こんな方に
  • 4〜6泊の国内旅行・近距離の海外がメイン
  • 預けるのは構わないが、大きすぎるのは避けたい
  • 3泊でもお土産をたっぷり買いたい
※価格は変動します。最新価格は各リンク先でご確認ください
選ぶなら38Lでは足りないと感じている方。イノベーターで最もバランスの良いサイズ帯です。
他が良いもう少し容量が欲しいなら62LのINV60を。INV155とINV60の比較記事で違いを詳しく解説しています。
📖 INV155の詳しいレビューと口コミを見る

55Lと62Lで迷う方はとても多いです。7Lの差が実際どう効くのかは、専用の比較記事にまとめています。

⚖️
イノベーター INV155とINV60を徹底比較!あなたに最適なのはどっち? 55L vs 62L|7Lの差が効く場面を具体的に解説

③1週間の旅の本命|INV70(75L)

6〜8
INV70(75L / Mサイズ)
縦長・深型。幅を抑えたまま75Lを確保する設計
イノベーター INV70 75L
容量約75L
重量約4.2kg
総外寸W41×H70×D34cm
三辺合計145cm(受託サイズ)
泊数目安6〜8泊
素材ポリカーボネート+ABS樹脂
参考価格¥28,600(税込)
INV70 正面
正面
INV70 ハンドル
ハンドル
INV70 TSAロック
TSAロック
◎ ここが良い
  • 幅41cmと細身で、改札やエスカレーターで扱いやすい
  • 75Lで4.2kgは、この容量帯では健闘している重量
  • 三辺合計145cmで、受託枠に13cmの余裕がある
  • 4段階調整ハンドルで身長に合わせやすい
△ 知っておきたい点
  • 奥行き34cmと深いので、詰めすぎると重量超過しやすい
  • フロントオープンは非搭載(DORシリーズとの違い)
  • マイナーチェンジで高さが5mm変わった個体が混在
📌 こんな方に
  • 1週間前後の海外旅行が中心
  • 電車や駅の移動が多く、幅の広さを避けたい
  • 92Lは大きすぎるが、62Lでは足りない
※価格は変動します。最新価格は各リンク先でご確認ください
選ぶなら1週間の旅行で、公共交通機関での移動が多い方。細身の設計が日本の移動に合います。
他が良い立てたまま開けたいなら同容量のINV650DORを。10泊以上なら92Lクラスへ。
📖 INV70の詳しいレビューと口コミを見る
💡 3台を一言でまとめると
INV50(38L)=預けたくない人の上限いっぱい
INV155(55L)=預ける前提で、いちばん潰しが効くサイズ
INV70(75L)=1週間の旅を、細身のまま乗り切る
この3つのどれかに当てはまらない方だけ、他の7モデルを検討すれば十分です。

3台に当てはまらない方の選択肢

もちろん、旅のスタイルは人それぞれです。上の3台から外れる方向けに、残りのモデルもここから直接確認できるようにしておきます。

イノベーター INV30
INV30 21L / 3.0kg
駅のコインロッカーに入る唯一のサイズ。ライブ遠征や1泊の身軽な旅に。
📖 INV20との違いを見る
イノベーター INV20
INV20 33L / 3.0kg
横型スクエアの3層構造。PC・書類を分けて運びたい出張向け。
📖 INV20のレビューを見る
イノベーター INV60
INV60 62L / 4.0kg
上からも前からも開ける多機能型。55Lでは少し足りない方に。
📖 INV60のレビューを見る
イノベーター INV650DOR
INV650DOR 75L / 4.6kg
立てたまま扉のように開くドア型。狭いホテルの部屋で真価を発揮。
📖 INV650DORのレビューを見る
イノベーター INV80
INV80 92L / 4.8kg
92Lで最も軽く、幅42cmと細身。電車移動が多い長期旅行に。
📖 INV80のレビューを見る
イノベーター INV90
INV90 92L / 5.1kg
横広で荷室を広く使える。トップとフロントの両方から開けられます。
📖 INV90のレビューを見る
イノベーター INV750DOR
INV750DOR 92L / 5.2kg
92Lのドア型。大容量を立てたまま出し入れしたい長期旅行に。
📖 INV750DORのレビューを見る

10モデル全部をじっくり見比べたい方は、モデル別の比較記事も用意しています。

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イノベーターのスーツケースを徹底比較!あなたにぴったりの一台が見つかる 全モデルを機能・価格まで含めて横断比較
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イノベーターのスーツケースおすすめ7選!失敗しない品番の選び方 サイズ以外の観点も含めたランキング形式

イノベーターのサイズについてよくある質問

サイズ選びの相談でよくいただく質問に、まとめてお答えします。

サイズ・容量についての質問

Qイノベーターのスーツケースで45Lのモデルはありますか?
A

あります。INV550DORが45Lで、ドアタイプ(フロントが横に開く構造)のMサイズです。参考価格は26,400円(税込)。

ただしイノベーターの主力ラインは38L→55Lと刻まれているので、45Lはやや特殊なポジションです。「38Lでは足りないが55Lは大きい」という方に向きます。ドア構造が不要なら、素直に55LのINV155を選んだ方が選択肢も情報も多くなります。

Qイノベーターの55Lはどのモデルですか?何泊まで対応できますか?
A

INV155が55Lモデルです。総外寸はW41×H62.5×D27cm、重量3.9kg、滞在目安は4〜6泊

荷物が少なめの方なら1週間でもいけますが、お土産を買う前提なら5泊あたりが現実的な上限です。冬の旅行はコートやニットでかさばるので、同じ泊数でも1〜2泊分は目減りすると考えてください。

Qイノベーターの92Lは3モデルありますが、どれを選べばいいですか?
A

同じ92Lでも性格が違います。INV90(5.1kg・横広)は荷室を広く使いたい方、INV80(4.8kg・縦長深型)は電車移動が多い方、INV750DOR(5.2kg・ドア型)はホテルで立てたまま開けたい方向けです。

迷ったらINV80。3台の中で最も軽く、幅42cmと細身なので日本の移動で扱いやすいです。ただし三辺合計157cmと受託上限の158cmすれすれなので、カバーを掛ける方は注意してください。

機内持ち込み・購入についての質問

Qイノベーターで機内持ち込みできるサイズはどれですか?
A

三辺合計115cm以内のINV30(21L・102cm)・INV20(33L・108cm)・INV50(38L・115cm)の3モデルです。

ただしこれは100席以上の機体での話。地方路線やプロペラ機は三辺合計100cm以内が基準のことが多く、その場合はINV30でもわずかに超えます。搭乗する航空会社と路線の規定を、購入前に必ずご確認ください。

Qイノベーターのスーツケースの評判はどうですか?サイズ表記は正確?
A

サイズ表記については、公称値と実物のズレはほとんどありません。正規販売店のスペック表は本体外寸と総外寸を両方明記しており、この点は信頼できます。

評判で多いのは「キャスターが静か」「ストッパーが便利」という声。一方で「思ったより重い」という評価も一定数あります。これは事実で、38Lで3.3kgは軽量特化のモデルには及びません。機能と引き換えの重さだと理解して選べば、評価は変わってきます。

Qイノベーターの人気色は?サイズによって選べる色は違いますか?
A

イノベーターはモデルによって20色以上展開されており、ブラック系・グレー系に加え、くすみカラーやパステル系も豊富です。

注意点として、色によって寸法がわずかに違うケースがあります。INV155は鏡面仕上げの一部カラーで三辺合計が130.5cm、他カラーが130cmと差があります。実用上は問題ない差ですが、規定ぎりぎりを狙う方は覚えておいてください。色選びは38Lの人気色ランキングが参考になります。

Qイノベーターとフリクエンター、サイズ選びで比較するとどう違いますか?
A

サイズ展開の考え方が違います。イノベーターは21L〜92Lまで細かく刻んで、色とデザインで選ばせるブランド。フリクエンターは軽量性と静音性に振ったラインナップです。

同容量帯で比べるとフリクエンターの方が軽い傾向にあるので、重量を最優先するならフリクエンター、デザインと色の選択肢を取るならイノベーター、という選び方になります。詳しくは両ブランドの比較記事をどうぞ。

Qイノベーターの公式サイトと通販で、サイズ表記が違うことはありますか?
A

基本的に同じですが、マイナーチェンジによる差には注意が必要です。INV70とINV80はキャスターの仕様変更で高さが5mm変わり、三辺合計がそれぞれ145cm→145.5cm、157cm→157.5cmになった個体があります。

在庫が混在しているため、どちらが届くかは選べません。規定ぎりぎりのサイズを狙う場合は、大きい方の数値で計算しておくのが安全です。

Qサイズを間違えて買ってしまった場合、保証で交換できますか?
A

いいえ。イノベーターのメーカー2年保証は、通常使用における不具合が対象です。サイズが合わなかったという理由での交換は対象外になります。

だからこそ、購入前に総外寸と三辺合計を確認しておくことが大切です。なお保証を受けるには正規品であることが前提なので、購入時は正規販売店かどうかも確認してください。並行輸入品は保証の対象外になることがあります。

📌 イノベーター サイズ比較の結論

容量から選ばず、「三辺合計」から選んでください。これがこの記事でいちばんお伝えしたかったことです。

機内に持ち込みたいなら115cm以内のINV50(38L)。預ける前提で4〜6泊ならINV155(55L)。1週間前後ならINV70(75L)。この3台でイノベーターの大半はカバーできます。

そして、迷ったらワンサイズ上。修理の現場で見てきた壊れ方のほとんどは、小さいケースに詰め込みすぎたことが原因でした。余裕のあるサイズを選んだ方が、結果的に長く使えます。

ここまで読んでいただいたあなたなら、もう品番の数字に振り回されることはないはずです。良い旅を。

🧳 まだ迷っているあなたへ

「結局、38Lと55Lのどっちにするか決められない」。ここで止まっている方は、とても多いです。

そんなときは、次の旅行で空港のカウンターに並ぶ自分を想像してみてください。荷物を預けている自分か、そのまま搭乗ゲートへ歩いている自分か。

預けるのが面倒だと感じたならINV50。預けてでも荷物に余裕が欲しいならINV155。サイズ選びは容量表とにらめっこするより、自分の旅の動き方から決めた方が、驚くほどあっさり答えが出ます。

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