【10モデル】イノベーターのスーツケースをサイズ比較!あなたに最適な1台が3分で見つかる
修理実績1,000台超のプロが解説
イノベーターのサイズ比較でつまずく方は、本当に多いです。
INV20、INV30、INV50、INV60、INV70、INV80、INV90。
数字が並んでいるのに、その数字は容量でも泊数でもありません。
しかも38L・55L・62L・75L・92Lとサイズ帯が細かく刻まれていて、公式の一覧表を開いても、結局どれが自分に合うのか見えてこない。
私のところにも「サイズ選びを間違えた」というご相談が、イノベーターは特によく届きます。
先に、この記事の結論をお伝えします。
イノベーターのサイズは、泊数ではなく「機内持ち込みか、預けるか」で最初に線を引くと一気に決まります。
機内持ち込みなら38LのINV50。
預ける前提で3〜5泊なら55LのINV155。
1週間前後なら75LのINV70。
この3台がイノベーターの背骨で、大半の方はここで決まります。
容量の数字を先に見てしまうと迷路に入りますが、「空港で預けるかどうか」を先に決めると、選択肢は一気に3分の1になります。
とにかく軽さを最優先したい方です。イノベーターは38Lで3.3kg、62Lで4.0kgと、同容量帯の超軽量モデルと比べると軽い部類ではありません。静音キャスターやストッパー、フロントオープンといった装備を積んだ結果の重さなので、機能を使わないなら、その重さは荷物にしかなりません。階段や網棚での持ち上げが多い方は、軽量特化のブランドを選んだ方が幸せです。
逆に言えば、その重さの中身に納得できる方には、イノベーターは長く付き合える一台になります。全モデルにHINOMOTO製の静音キャスターとストッパー、そしてメーカー2年保証がついていますから。
この記事では、イノベーターの主要10モデルを容量・重量・外寸・三辺合計で一覧比較し、泊数別にどれを選べばいいかまで落とし込みます。
読み終わる頃には、もう数字に迷わず「自分はこれ」と決められるはずです。
イノベーター スーツケース サイズ一覧|全モデル比較表
まずは全体像から。イノベーターの主要モデルを、容量順に並べた一覧表です。
ここを押さえておけば、あとは自分の泊数に当てはめるだけになります。
主要10モデルのサイズ比較表
| 品番 | 容量 | 重量 | 総外寸(cm) | 三辺合計 | 泊数 | 持込 | 購入・詳細 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
INV30
コインロッカー対応
|
21L | 3.0kg | W33×H47×D22 | 102cm | 1〜3泊 | ◎ | Amazon 楽天 レビュー → |
INV20
横型スクエア
|
33L | 3.0kg | W40×H43×D25 | 108cm | 2〜4泊 | ○ | Amazon 楽天 レビュー → |
INV50
機内持込の定番
|
38L | 3.3kg | W35×H55×D25 | 115cm | 2〜4泊 | ○ | Amazon 楽天 レビュー → |
INV155
預けるなら本命
|
55L | 3.9kg | W41×H62.5×D27 | 約130cm | 4〜6泊 | × | Amazon 楽天 レビュー → |
INV60
トップオープン
|
62L | 4.0kg | W42.5×H65×D29 | 136.5cm | 5〜7泊 | × | Amazon 楽天 レビュー → |
INV70
1週間の本命
|
75L | 4.2kg | W41×H70×D34 | 145cm | 6〜8泊 | × | Amazon 楽天 レビュー → |
INV650DOR
ドア型・横開き
|
75L | 4.6kg | W41×H70×D33 | 144cm | 5〜7泊 | × | Amazon 楽天 レビュー → |
INV90
横広・大容量
|
92L | 5.1kg | W48.5×H74.5×D29.5 | 152.5cm | 8〜10泊 | × | Amazon 楽天 レビュー → |
INV750DOR
92Lのドア型
|
92L | 5.2kg | W42×H79.5×D35 | 156.5cm | 8〜10泊 | × | Amazon 楽天 レビュー → |
INV80
92Lで最軽量
|
92L | 4.8kg | W42×H79×D36 | 157cm | 7〜10泊 | × | Amazon 楽天 レビュー → |
※総外寸はキャスター・ハンドルを含んだ寸法(航空会社の規定はこの数値で判定されます)。INV155は色によって三辺合計が130cm/130.5cmと差があります。INV70・INV80はマイナーチェンジで高さが5mm変わった個体が混在しています。
とはいえ、10モデルを一度に見せられても選びづらいと思います。
そこで、2つの質問に答えるだけで候補が1つに絞れる形にしました。
ここで候補が見えた方は、サイズ別おすすめ3モデルで詳しい中身を確認してみてください。

多くの方が容量から選んで、あとで「預けられなかった」「機内に持ち込めなかった」となる。逆に三辺合計から入ると、失敗はほぼ起きません。この理由は次の項で詳しくお話しします。
容量差を目で見て比べる
数字の羅列だと差が掴みにくいので、容量をそのまま横棒にしてみました。
こうして並べると、38L(INV50)と55L(INV155)の間に大きな段差があるのが分かります。
ここがちょうど「機内に持ち込めるか、預けるか」の境界線です。イノベーターのサイズ選びは、実質この段差をどちら側に跨ぐかの判断だと思ってください。
サイズ選びは「三辺合計」から逆算するのが正解
容量から選ぶと失敗する。これは私が現場で何度も見てきた事実です。
なぜかというと、航空会社が見ているのは容量ではなく寸法だからです。
機内持ち込みの境界は「三辺合計115cm」
国内線・国際線ともに、100席以上の機体では三辺合計115cm以内が機内持ち込みの基準です(各辺の上限もあります)。
表をもう一度見てください。イノベーターで持ち込めるのは、INV30(102cm)・INV20(108cm)・INV50(115cm)の3台だけ。INV50はちょうど115cmで、規定の上限ぴったりに設計されています。
そして次のINV155は約130cm。15cmも飛びます。ここに中間サイズは存在しません。
預け入れの上限は「三辺合計158cm」
反対側の境界も知っておくと安心です。多くの航空会社では、無料の受託手荷物は三辺合計158cm以内。
ここでイノベーターの大型モデルを見ると、なかなかスリリングな数字が並んでいます。
| 品番 | 三辺合計 | 158cmまでの余裕 | 判定 |
|---|---|---|---|
| INV90 | 152.5cm | 5.5cm | 余裕あり |
| INV750DOR | 156.5cm | 1.5cm | ギリギリ |
| INV80 | 157cm(MC後157.5cm) | 1cm(0.5cm) | 上限すれすれ |

158cmの枠に対して残り1cm。マイナーチェンジ後の個体だと157.5cmで、残り0.5cmしかありません。
通常はこれで問題なく預けられますが、大型のスーツケースはカバーを掛けると数センチ増えるのを忘れないでください。修理で預かるケースでも、厚手のカバーは2〜3cm平気で足します。INV80にカバーを掛ける前提の方は、そこだけ頭に置いておいてほしいです。
② 預けてOK・荷物は普通 → 130〜145cm → INV155・INV60・INV70
③ 預けてOK・とにかく大容量 → 152〜157cm → INV90・INV750DOR・INV80
この順番で絞れば、10モデルが一瞬で3択になります。
泊数別|あなたに合うイノベーターのサイズ早見表
三辺合計で大枠が決まったら、次は泊数で細かく詰めます。
スーツケース選びの目安は1泊あたり約10L。ただしこれは、あくまで出発時点の話です。
泊数から容量を逆算する
コインロッカーや足元に置ける身軽さ重視
機内持ち込みの上限いっぱい。定番
預け前提。国内〜近距離海外の主力
1週間前後の海外旅行に
長期・留学・帰省の大荷物
使用頻度がいちばん高いサイズ帯
「お土産」を計算に入れていますか
ここで一つ、ぜひ知っておいてほしいことがあります。
修理でお預かりしたスーツケースの中で、ファスナーが傷んでいるケースの多くは「帰り道で詰め込みすぎた」ものです。行きはスカスカだったのに、帰りはお土産でパンパン。そのままファスナーに全体重をかけて閉めた結果、エレメントが歪む。

ファスナーの一部が完全に開かなくなっていて、伺うと「お土産を詰めて、膝で押さえて閉めた」と。中を開けたら、確かにぎっしりでした。
ファスナー自体は直せましたが、あれはサイズが悪いのではなく、1サイズ上を選んでいれば起きなかった話です。だから私は、迷ったら大きい方を勧めます。
イノベーターには拡張機能付きのモデルがないので、帰りの荷物が増える自覚がある方は、最初からワンサイズ上を選ぶのが正解です。
たとえば3泊4日でお土産が多くなりそうなら、38LのINV50ではなく55LのINV155。この判断だけで、旅先のストレスがかなり減ります。
泊数ごとの選び方をもっと詳しく知りたい方は、こちらでブランド横断のランキングをまとめています。
同じ容量でも違う|「形」で選び分けるイノベーター
ここからが、イノベーターのサイズ比較でいちばん見落とされる部分です。
表を見返すと、92Lが3モデル、75Lが2モデルあることに気づくと思います。容量が同じなのに、なぜ分かれているのか。
答えは「形と開き方が違うから」です。
92Lの3モデルは、まったくの別物
| 品番 | 形 | 総外寸 | 重量 | 開き方 | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|---|
| INV90 | 横広・浅型 | W48.5×H74.5×D29.5 | 5.1kg | トップ+フロント | 荷室を広く使いたい |
| INV80 | 縦長・深型 | W42×H79×D36 | 4.8kg | ファスナー | 電車移動・すれ違い重視 |
| INV750DOR | 縦長・ドア型 | W42×H79.5×D35 | 5.2kg | フロントドア横開き | ホテルで開いたまま使う |
同じ92Lでも、INV90は幅48.5cm、INV80は幅42cm。その差6.5cmです。
たった6.5cmと思うかもしれませんが、この差は日本の移動でかなり効きます。

修理で持ち込まれる大型ケースの外装の傷、あれは旅先というより移動中の接触でついたものがかなり多い。角が削れているケースは、だいたい幅広タイプです。
公共交通機関での移動が長い方は、同じ92Lでも縦長のINV80を選んだ方が、結果的にきれいなまま長く使えます。
「DOR」はドアの意味。開き方が根本的に違う
品番についているDORは、DOOR(ドア)のこと。
通常のスーツケースは、寝かせて貝のようにパカッと開きます。対してDORシリーズは、立てたまま前面が扉のように横に開く構造です。
・毎朝スーツケースを開け閉めする周遊型の旅行
・出張先でスーツや書類だけサッと出したいとき
逆に、荷物を一度詰めたら現地でほぼ開けない方には、この機構のメリットは薄いです。その場合は同容量で軽いINV80やINV70を選ぶ方が合理的です。
75LのINV70とINV650DORも同じ関係です。容量は同じ75Lですが、INV70が4.2kg、INV650DORが4.6kg。ドア機構の分だけ400g重くなります。
この400gを「開けやすさの対価」と見るか「無駄な重量」と見るかで、選ぶモデルが変わります。
サイズ選びでよくある3つの失敗
修理の現場と、店頭でのご相談から見えてきた「よくある間違い」を3つ挙げます。
どれも買う前なら防げるものばかりです。
失敗①「本体サイズ」を見て機内持ち込みを判断する
これが最も多い失敗です。
商品ページには「本体外寸」と「総外寸」の2つが書かれています。たとえばINV50なら、本体外寸はW33×H49.5×D25cm、総外寸はW35×H55×D25cm。
航空会社が測るのはキャスターとハンドルを含んだ「総外寸」の方です。本体サイズで計算すると三辺合計107.5cmとなり、実際の115cmと7.5cmもズレます。
失敗②「1泊10L」を信じて、ぴったりを選ぶ
1泊10Lは便利な目安ですが、これは行きの荷物量の話です。
帰りにお土産が増える、冬服でかさばる、現地で服を買う。こうした要素が入ると、ぴったり選んだサイズは確実に足りなくなります。
季節でも変わります。同じ3泊でも、夏服と冬のコート込みでは体積が倍近く違う。冬の旅行はワンサイズ上、と覚えておくと失敗しません。
失敗③「軽さ」だけでサイズを下げる
「重いのは嫌だから小さいのにしよう」という選び方も、実は危険です。
小さいケースに無理やり詰めると、ファスナーとフレームの両方に負担がかかります。結果として、少し大きいケースに余裕を持って入れた方が、本体も長持ちするしファスナーも傷まない。

空間に余裕があるだけで、スーツケースは驚くほど長持ちするんです。重さを気にして無理に小さくするより、余裕のあるサイズを選んでほしい。これは1,000台を見てきた私の本音です。
イノベーターが「壊れやすいのでは」と気になっている方は、こちらで実際の故障傾向を検証しています。
サイズ別|イノベーターおすすめ3モデル
ここまでの内容を踏まえて、サイズ帯ごとの本命3台を挙げます。
この3つを押さえておけば、イノベーターのサイズ選びで大きく外すことはありません。
①機内持ち込みの本命|INV50(38L)
持込



- 三辺合計115cmで、機内持ち込みの上限を無駄なく使える
- フロントオープンでPCや上着を立ったまま出せる
- HINOMOTO静音キャスター+ストッパーで電車内も安心
- カラー展開が非常に豊富で、ターンテーブルで見つけやすい
- 3.3kgは同容量帯では軽い方ではない
- 拡張機能がないので、お土産が増える旅には余裕が乏しい
- 100席未満の小型機では持ち込めない可能性がある
- 2〜4泊で、荷物を預けずに移動したい
- 出張でPCや書類をすぐ取り出したい
- まずイノベーターを1台試したい
INV50は38Lという容量に対して、人気色の選択肢も非常に多いモデルです。色で迷ったらこちらもどうぞ。
②預け前提の主力|INV155(55L)
泊



- 55Lは4〜6泊にちょうどよく、お土産の余白も残る
- 3.9kgと、62LのINV60より100g軽い
- フロントオープン搭載で、預ける前の荷物調整がしやすい
- 三辺合計約130cmで、受託手荷物の枠に余裕がある
- 機内持ち込みは不可(預け入れ専用と考えてください)
- カラーによって三辺合計が130cm/130.5cmと差がある
- 1週間を超える旅行にはやや足りない
- 4〜6泊の国内旅行・近距離の海外がメイン
- 預けるのは構わないが、大きすぎるのは避けたい
- 3泊でもお土産をたっぷり買いたい
55Lと62Lで迷う方はとても多いです。7Lの差が実際どう効くのかは、専用の比較記事にまとめています。
③1週間の旅の本命|INV70(75L)
泊



- 幅41cmと細身で、改札やエスカレーターで扱いやすい
- 75Lで4.2kgは、この容量帯では健闘している重量
- 三辺合計145cmで、受託枠に13cmの余裕がある
- 4段階調整ハンドルで身長に合わせやすい
- 奥行き34cmと深いので、詰めすぎると重量超過しやすい
- フロントオープンは非搭載(DORシリーズとの違い)
- マイナーチェンジで高さが5mm変わった個体が混在
- 1週間前後の海外旅行が中心
- 電車や駅の移動が多く、幅の広さを避けたい
- 92Lは大きすぎるが、62Lでは足りない
INV155(55L)=預ける前提で、いちばん潰しが効くサイズ
INV70(75L)=1週間の旅を、細身のまま乗り切る
この3つのどれかに当てはまらない方だけ、他の7モデルを検討すれば十分です。
3台に当てはまらない方の選択肢
もちろん、旅のスタイルは人それぞれです。上の3台から外れる方向けに、残りのモデルもここから直接確認できるようにしておきます。
10モデル全部をじっくり見比べたい方は、モデル別の比較記事も用意しています。
イノベーターのサイズについてよくある質問
サイズ選びの相談でよくいただく質問に、まとめてお答えします。
サイズ・容量についての質問
あります。INV550DORが45Lで、ドアタイプ(フロントが横に開く構造)のMサイズです。参考価格は26,400円(税込)。
ただしイノベーターの主力ラインは38L→55Lと刻まれているので、45Lはやや特殊なポジションです。「38Lでは足りないが55Lは大きい」という方に向きます。ドア構造が不要なら、素直に55LのINV155を選んだ方が選択肢も情報も多くなります。
INV155が55Lモデルです。総外寸はW41×H62.5×D27cm、重量3.9kg、滞在目安は4〜6泊。
荷物が少なめの方なら1週間でもいけますが、お土産を買う前提なら5泊あたりが現実的な上限です。冬の旅行はコートやニットでかさばるので、同じ泊数でも1〜2泊分は目減りすると考えてください。
同じ92Lでも性格が違います。INV90(5.1kg・横広)は荷室を広く使いたい方、INV80(4.8kg・縦長深型)は電車移動が多い方、INV750DOR(5.2kg・ドア型)はホテルで立てたまま開けたい方向けです。
迷ったらINV80。3台の中で最も軽く、幅42cmと細身なので日本の移動で扱いやすいです。ただし三辺合計157cmと受託上限の158cmすれすれなので、カバーを掛ける方は注意してください。
機内持ち込み・購入についての質問
三辺合計115cm以内のINV30(21L・102cm)・INV20(33L・108cm)・INV50(38L・115cm)の3モデルです。
ただしこれは100席以上の機体での話。地方路線やプロペラ機は三辺合計100cm以内が基準のことが多く、その場合はINV30でもわずかに超えます。搭乗する航空会社と路線の規定を、購入前に必ずご確認ください。
サイズ表記については、公称値と実物のズレはほとんどありません。正規販売店のスペック表は本体外寸と総外寸を両方明記しており、この点は信頼できます。
評判で多いのは「キャスターが静か」「ストッパーが便利」という声。一方で「思ったより重い」という評価も一定数あります。これは事実で、38Lで3.3kgは軽量特化のモデルには及びません。機能と引き換えの重さだと理解して選べば、評価は変わってきます。
イノベーターはモデルによって20色以上展開されており、ブラック系・グレー系に加え、くすみカラーやパステル系も豊富です。
注意点として、色によって寸法がわずかに違うケースがあります。INV155は鏡面仕上げの一部カラーで三辺合計が130.5cm、他カラーが130cmと差があります。実用上は問題ない差ですが、規定ぎりぎりを狙う方は覚えておいてください。色選びは38Lの人気色ランキングが参考になります。
サイズ展開の考え方が違います。イノベーターは21L〜92Lまで細かく刻んで、色とデザインで選ばせるブランド。フリクエンターは軽量性と静音性に振ったラインナップです。
同容量帯で比べるとフリクエンターの方が軽い傾向にあるので、重量を最優先するならフリクエンター、デザインと色の選択肢を取るならイノベーター、という選び方になります。詳しくは両ブランドの比較記事をどうぞ。
基本的に同じですが、マイナーチェンジによる差には注意が必要です。INV70とINV80はキャスターの仕様変更で高さが5mm変わり、三辺合計がそれぞれ145cm→145.5cm、157cm→157.5cmになった個体があります。
在庫が混在しているため、どちらが届くかは選べません。規定ぎりぎりのサイズを狙う場合は、大きい方の数値で計算しておくのが安全です。
いいえ。イノベーターのメーカー2年保証は、通常使用における不具合が対象です。サイズが合わなかったという理由での交換は対象外になります。
だからこそ、購入前に総外寸と三辺合計を確認しておくことが大切です。なお保証を受けるには正規品であることが前提なので、購入時は正規販売店かどうかも確認してください。並行輸入品は保証の対象外になることがあります。
容量から選ばず、「三辺合計」から選んでください。これがこの記事でいちばんお伝えしたかったことです。
機内に持ち込みたいなら115cm以内のINV50(38L)。預ける前提で4〜6泊ならINV155(55L)。1週間前後ならINV70(75L)。この3台でイノベーターの大半はカバーできます。
そして、迷ったらワンサイズ上。修理の現場で見てきた壊れ方のほとんどは、小さいケースに詰め込みすぎたことが原因でした。余裕のあるサイズを選んだ方が、結果的に長く使えます。
ここまで読んでいただいたあなたなら、もう品番の数字に振り回されることはないはずです。良い旅を。
「結局、38Lと55Lのどっちにするか決められない」。ここで止まっている方は、とても多いです。
そんなときは、次の旅行で空港のカウンターに並ぶ自分を想像してみてください。荷物を預けている自分か、そのまま搭乗ゲートへ歩いている自分か。
預けるのが面倒だと感じたならINV50。預けてでも荷物に余裕が欲しいならINV155。サイズ選びは容量表とにらめっこするより、自分の旅の動き方から決めた方が、驚くほどあっさり答えが出ます。



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